妊娠したら葉酸が必要?
妊娠がわかると、雑誌やネットで様々な情報を手に入れるはずです。その中で必ず一度は目にする言葉の中に『葉酸』があります。『妊娠をしたら葉酸を摂取しよう!』とどれも書いていますが、葉酸を摂取すると何が良いのでしょうか。
まず大きな効果として先天性の奇形を予防すると言われています。例えば神経管欠損症などが挙げられますが、イギリスでは、葉酸を摂取した妊婦の奇形児出産の割合が格段に下がったという実験結果が出ています。ほかにも心臓病予防や貧血予防、子宮頸がん予防に効果があると言われています。葉酸は妊娠初期から出産後まで摂取したい成分とされていて、1日に必要な摂取量は0.4mgです。
どんな食材に含まれているかというと、焼きのり(1.9mg/100g)や納豆(0.12mg/100g)、枝豆(0.26mg/100g)や茹でほうれん草(0.11mg/100g)、いちご(0.09mg/100g)やみかん(0.02mg/100g)が挙げられます。
葉酸は過剰摂取したとしても不必要なものは尿と一緒に排出されますので、心配せずどんどん摂取しましょう。しかし、妊娠初期のころはつわりがひどくなって食事も儘ならなくなることがあります。そんなときは食べれるものだけ食べて、葉酸はサプリメントを利用して摂取するのが良いと思われます。やはり、葉酸は大切なおなかの赤ちゃんの為に摂取すべきものなのですね。